この記事は 2026 年 8 月時点の情報です。最新の設定手順はWebhook のワークフローを設定するをご確認ください。

HTTP リクエストのノードを追加する画面

Webhook トリガーを選択する画面
全体解説:2 つの接続口
Admina の自動化と外部システムの接続には 2 つの方向があります。方向によって、必要な実装が大きく変わります。Admina 自動化の 2 つの接続口
Admina → 外部:HTTP リクエスト
Admina からの HTTP リクエストは、URL を自由に入力でき、HTTP メソッドも選択できます。静的なヘッダーの追加と BASIC 認証にも対応しています。つまり、一般的な Webhook 受信口を持つサービスであれば呼び出せます。外部 → Admina:Webhook トリガーと署名
一方、外部から Admina のワークフローを起動する場合は、リクエストごとの HMAC-SHA256 署名が必須です。
Admina のワークフローはアカウントの作成や削除まで実行できるため、URL を知っているだけでは起動できない設計になっています。合言葉のような固定トークンではなく、タイムスタンプとボディから毎回計算する署名を要求する、一般的な Webhook より強い認証です。
外部ツール側に求められる条件は 2 つです。
- 任意の HTTP ヘッダーを付けられること
- sha256 でハッシュ化した署名を毎回計算してヘッダーに付けられること
Admina から呼ぶ(HTTP リクエスト):3 つの接続先
受け側は POST を受信できればよいので、いずれも署名の計算は不要です。受信後の処理は各サービス側で用意します。Admina から外部を呼ぶ:3 つの接続先
Slack:Workflow Builder の Webhook トリガー
Slack の Workflow Builder で「Webhook」開始条件のワークフローを作り、発行された URL を Admina の HTTP リクエストに設定します。Admina のワークフロー実行をきっかけに、Slack のワークフローが起動します。Zapier:Webhooks by Zapier(Catch Hook)
Zapier のCatch Hook トリガーで発行された URL に POST するだけで Zap が起動します。受信したデータは後続のステップで利用できるため、Zapier がハブになって他のサービスへ広げられます。
Webhooks by Zapier はプレミアムアプリのため、利用には Zapier の有料プランが必要です。Google Apps Script:ウェブアプリとして公開した doPost
Google Apps Script 側はdoPost を実装し、アクセスできるユーザーに全員を指定してウェブアプリとして公開するだけです。受信後の処理(スプレッドシート書き込みや Slack 通知など)を自由に書けます。
Admina を呼ぶ(Webhook トリガー):3 つの実装方法
こちらは前述の署名計算があるため、3 サービスともスクリプトを書けるステップが必要です。ノーコードの Webhook 送信機能だけでは署名を計算できず、いずれも接続できません。Admina を呼ぶ:3 つの実装方法
Slack:カスタムステップを自作して送信
Slack の Workflow Builder には、標準ではコードを実行できるステップがありません。そのため、Slack CLI(Deno SDK)でカスタムステップを自作します。Web Crypto API で署名を計算し、Admina の Webhook URL へ POST します。Zapier:Code by Zapier で署名を計算して送信
素のWebhooks by Zapier アクションは静的なヘッダーしか設定できないため、単体では署名を計算できません。Code by Zapier(Python)を使うと、署名の計算から HTTP リクエストの送信までを 1 つのステップで完結できます。
Google Apps Script:UrlFetchApp で署名を計算して送信
Google Apps Script はUtilities.computeHmacSha256Signature で署名を計算できます。
実装時につまずきやすいポイント
どの言語で実装する場合も、ハマりどころは共通です。エラーの症状から原因を特定できるよう、まとめておきます。
また、いきなり本実装せず、Admina 側の「Webhook テスト」(受信待機モード)へテスト用のペイロードを 1 回 POST して、署名検証が OK になることを先に確認するのが確実です。詳細はWebhook のワークフローを設定するをご確認ください。
6 パターンのまとめ
まとめると次の 2 点です。
- Admina から外部への HTTP リクエストは、一般的な Webhook 受信口があれば繋がります。 3 サービスともコードなしで受信できます
- 外部から Admina のワークフロー起動には署名計算のコードが必要です。 スクリプトを組み込めるツールなら繋がります

