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公開日: 2026 年 8 月 12 日
この記事は 2026 年 8 月時点の情報です。最新の設定手順はAdmina Extension のヘルプページをご確認ください。
Admina に連携している SaaS であれば、誰がアカウントを持っているかを管理画面で確認できます。ただ、そもそも連携していない SaaS は一覧に出てきません。連携済みのサービスでも、最終利用日を取得できないものがあります。 その結果、「社内で実際に何が使われているのか」「このアカウントは今も使われているのか」が分からないまま残ります。 この差を埋めるのが Admina Extension です。この記事では、配布すると何が分かるようになるのか、どのような順番で展開すると良いのかを解説します。

Admina Extensionでわかること

Admina Extensionは、Chrome または Edge にインストールするブラウザ拡張機能です。ブラウザでアクセスしたページのドメインをもとに、利用状況を Admina に送信します。 これによって分かるのは、主に次の 2 点です。
  • シャドーIT の検知。Admina とまだ連携していない SaaS でも、ブラウザでアクセスしていれば検出できます。検出対象は Admina のデータベースに登録済みの SaaS(19 万以上)です
  • 非稼働アカウントの発見。Admina と連携しても最終利用日を取得できないサービスでも、最終アクセス日を把握できるため、使われていないアカウントを見つけやすくなります
検出結果は、インテグレーション の シャドーIT タブと、イベントログで確認できます。イベントログの保存・閲覧期間は 1 年です。
拡張機能のデータは 30 分ごとにまとめて送信されます。そのため、アクセスしてからイベントログに現れるまで 20〜30 分ほどの時間差があります。動作を確認するときは、この待ち時間を見込んでおいてください。
シャドーIT タブでは、検出されたサービスがカードで並びます。カードごとに検出方法と利用人数が表示され、そのまま連携に進めます。
Adminaのインテグレーション画面のシャドーITタブ。Atlassian・AWS IAM・Canny・Canvaがカードで並び、それぞれChrome拡張機能で検出された旨と利用人数、連携ボタンが表示されている

インテグレーション > シャドーIT タブ

イベントログ タブでは、どのサービスに・いつ・誰がアクセスしたかを時系列で確認できます。ソース欄を見ると、その記録が拡張機能によるものかどうかを判別できます。
Adminaのインテグレーション画面のイベントログタブ。Google Workspaceやformrunへのアクセスが時系列で並び、ソース列にChrome Extensionと表示されている

インテグレーション > イベントログ タブ

Admina Extension の対応環境は次のとおりです。Safari は非対応です。
配布方法は、管理している端末の環境によって選び方が変わります。

展開の3ステップ

ブラウザ拡張機能を配布してシャドーITを検知・サービスアクティビティを取得するでは、組織への展開を 3 段階に分けることをすすめています。いきなり全社配布するのではなく、段階を踏むと運用に乗せやすくなります。
  1. 個人・チーム単体での動作確認。セットアップ方法やシステムへの変更内容、通信経路を理解し、実際にどのようなデータが検出されるかを確認します
  2. 数名でのトライアル配布。今後使う予定の配布方法(GPO・Intune・MDM など)で、対象を絞って実際に配布します。入退社のフローと連動して動くかも合わせて確認します
  3. 全社展開。新規従業員・既存従業員へ配布します。取得データが増えていくことを確認しながら運用します
拡張機能を組織へ展開する3ステップ。STEP1は自分やチームで動作確認、STEP2は数名にトライアル配布、STEP3は全社へ展開と、対象範囲を段階的に広げていく流れを示した図
まずは自分の端末 1 台から始めてみてください。Chrome と Google Workspace の組み合わせなら、管理コンソールで自分だけを対象に配布するのが早いです。それ以外は、Windows がソロセットアップ、Mac が MDM 経由での配布になります。

つまずきやすいポイント

拡張機能の運用でよく出てくるのが、操作者の特定方法です。拡張機能はアクセスしたブラウザのメールアドレスを「操作者」としてサーバーに送信しますが、採用される値には優先順位があります。
  1. 拡張機能の設定画面で入力した手動設定の値
  2. ポリシーや構成プロファイルで配布した値
  3. ブラウザのログインアカウント
どれも取得できない場合は、個人を特定できない UUID が送信されます。メールアドレスをポリシー配布で明示しておくと、この状態を避けられます。
操作者のメールアドレスが決まる順番を示したフロー図。手動設定の値、ポリシーや構成プロファイルで配布した値、ブラウザのログインアカウントの順に探し、どれも取得できないとUUIDが送信される
また、社内でプロキシを経由してインターネットに出ている環境でも、ブラウザや OS 側でプロキシを設定していれば、拡張機能は自動的にプロキシ経由になります。拡張機能側で個別にプロキシを指定する必要はありません。
会議室の共用端末のように、特定の個人に紐付かない PC では、HOSTNAME@your-company.com のようなメールアドレス形式の識別子を割り当てる運用もできます。実際のユーザーとは紐付かないため最終利用日のデータとしては活用しにくくなりますが、シャドーIT の検出用途であれば十分に使えます。
配布後にイベントログへデータが出てこないときは、Diagデータを取得する手順で、メールアドレスや API キーが正しく渡っているか確認してみてください。

おわりに

Admina Extension を使うと、Admina に連携していない SaaS を洗い出せます。次の流れを作ると、Admina をより活用できます。
  1. 主要な SaaS を Admina に連携する
  2. Admina Extension でシャドーIT を検知する
  3. リスクが高いと思われる SaaS や、使っている人が多い SaaS を Admina に連携する
まだ Admina Extension を試したことがない方は、ぜひ試してみてください。 Admina の導入をご検討中の方は、下記から資料請求が可能です。

Admina の資料を請求する(資料 3 点セット)

最終更新日 2026年8月19日