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退職した従業員のMicrosoft Entra IDアカウントを無効にし、そのまま指定したアプリの割り当てを解除するワークフローを設定します。テンプレート「Entra ID経由のオフボーディング(アプリの割り当て解除)」を使います。
現在対応しているIDプロバイダーはMicrosoft Entra ID (Azure AD) のみです。

設定の流れ

事前準備後、大きく分けて以下の3つのステップで設定します。
  1. IDプロバイダー連携(Entra ID):Entra IDとの連携と、アプリとサービスの紐付けを済ませます。
  2. 自動化の事前設定(マッピング):Microsoft Entra ID との設定(マッピング)を行います。
  3. ワークフローの作成と公開:テンプレートから作成し、条件・サービス・アプリ・通知を設定して公開します。

ワークフローの流れ

テンプレートは、次のステップを上から順に実行します。 「アカウントを削除するサービス」の中で、Entra IDの次にアプリの割り当て解除が続きます。アプリの割り当て解除は、Entra IDのデプロビジョンの後に実行されます。

Entra ID経由の退職時ワークフローの設定手順

  1. 自動化 > [ワークフローを作成] > 「Entra ID経由のオフボーディング(アプリの割り当て解除)」をクリックします。 自動化テンプレートのEntra ID経由のオフボーディング(アプリの割り当て解除)カード
  2. 「ビルダー」画面で「1. イベントトリガー」をクリックし、「実行スケジュール」を設定します。テンプレートでは、契約終了日の1日後に実行するよう設定されています。 「1. イベントトリガー」の「実行スケジュール」に、契約終了日の1日後が設定されている状態
  3. 「2. 条件」をクリックし、対象となる従業員の条件を設定します。テンプレートでは、従業員タイプが「正社員」の従業員が対象です。 設定できる項目は、退職時のワークフロー設定の「2. 条件」と同じです。 「2. 条件」の画面で、契約終了日と従業員タイプが設定されている状態
  4. 「3. アカウントを削除するサービス」で、Entra IDの設定を選びます。
    1. Entra IDのステップをクリックすると、右側に「設定」画面が表示されます。「サービス設定 - ワークスペース名」をプルダウンから選択します。 Microsoft Entra ID (Azure AD) の「設定」画面で、「サービス設定 - ワークスペース名」の選択欄とデプロビジョンタイプが表示されている状態(ワークスペースの選択前)
    2. 「デプロビジョンタイプ」を確認します。選べる処理はサービスによって異なり、選べない項目はグレーで表示されます。 このアクションで選択しない場合は、接続に設定されているデプロビジョンタイプが使われます。
      「削除」を選択できる場合、選択するとEntra IDのアカウントとデータが削除されます。無効化と削除の違いは、Entra IDの無効化・削除をご参照ください。
      ワークスペースの選択後に、例として「デプロビジョンタイプ」で「削除」が選択されている状態
    3. 同じグループの「アプリの割り当て解除」をクリックし、次の項目を設定します。
      「管理対象アプリがありません。このアクションを設定する前に、IDプロバイダーにアプリを追加してください。」と表示される場合は、先にIDプロバイダー連携(Entra ID)でアプリとサービスの紐付けを完了してください。
      「アプリの割り当て解除」の設定画面で、IDプロバイダーのワークスペースの選択欄が表示されている状態
  5. 「4. 通知」をクリックし、[+通知を追加]から通知方法「Slack/Email」を設定します。手順は退職時のワークフロー設定の「4. 通知」と同じです。 「4. 通知」に[+通知を追加]が表示されている状態
  6. 設定完了後に「ビルダー」の全てのチェックが緑色に変わりますので、[公開]または[ドライラン]をクリックします。 ドライランについてはワークフローのドライランをご参照ください。ドライランでは、アプリの割り当て解除の結果として「IdPアカウントからアプリの割り当てを解除しました」と表示されます。 [ドライラン][公開]と、チェックが緑色になった状態が示されている
  7. 「ワークフロー自動化の設定を確認」画面が表示されますので、ワークフロー名を入力して、[公開]をクリックします。 ※ワークフロー名にはご登録済の名称は登録できません。 「ワークフロー自動化の設定を確認」画面で、ワークフロー名の入力欄が表示されている状態
  8. 「ワークフローが公開されました」と表示されますので[OK]をクリックします。 「ワークフローが公開されました」と表示されている画面

保存・公開時に表示されるメッセージ

保存・公開時に表示されるメッセージと対処方法は、Entra IDの割り当て状況とエラーの確認をご参照ください。 テンプレートの Entra ID のステップは削除できません。Entra ID を使わないワークフローは、「新規作成」から作成してください。詳しくはワークフローの新規作成をご参照ください。

実行結果の確認

ワークフローが実行されると、選択したアプリごとに割り当て解除がリクエストされます。
  • 1つのアプリで失敗しても、ほかのアプリの割り当て解除は続けて実行されます。
  • 対象の従業員に割り当てがないアプリは、失敗にはならず、そのまま処理が完了します。
  • アプリの割り当て解除では、Entra IDのアカウントそのものは削除されません。アカウントの扱いは、「Entra ID デプロビジョン」のデプロビジョンタイプで決まります。
割り当てを解除しても、アプリ側のアカウントは残る場合があります。「割り当て解除したアプリ ー 要確認」の確認方法は、Entra IDの割り当て状況とエラーの確認をご参照ください。 実行結果は、「実行」「ログ」タブで確認できます。ワークフローが実行されるタイミングは入退社の自動化が実行されるまでの流れをご参照ください。

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最終更新日 2026年11月5日