概要
本機能は、デバイス情報が更新されたことをトリガーに自動的にワークフローが実行され、通知が送信される仕組みです。 OSバージョンの更新、資産番号の変更、MDMによるロケーションの更新などを自動的に検知し、ゼロからワークフローを作成する手間を省いて迅速に運用を開始できます。更新のきっかけ(トリガーとなる操作)
- MDM連携(JamfやIntuneなど)によるデータの更新
- その他連携サービスの同期
- デバイス一覧ページでの手動編集・更新
実行フロー
デバイス情報の変更を検知 > フィルター条件を判定 > 条件が一致した場合に通知を送信します。活用シーン
- デバイスのステータス、OSバージョン、シリアル番号、ロケーションの変更を即座に把握したい。
- IT・セキュリティチームが、メールやSlackでデバイス変更の監査ログを受け取りたい。
- 資産番号が更新された際に、特定のSlackチャンネルへ自動通知したい。
前提条件
自動化を実施する前に、以下をご確認ください。| 項目 | 条件 |
|---|---|
| デバイス同期 | デバイスが同期されていること(MDM、手動、または連携サービス経由) |
| 通知設定(Slack) | 組織がSlackを連携サービスとして接続済であること |
| 通知設定(メール) | 受信者のメールアドレスを把握していること |
テンプレートの概要と選び方
目的に合わせた3つのテンプレートをご提供しております。| テンプレート名 | 主な動作 |
|---|---|
| デバイス変更アラート | OSバージョンやステータスなど主要なデバイスフィールドが変更されたときに即座にアラートを受け取ります。 |
| デバイスコンプライアンス自動対応 | デバイスが非準拠になった際に自動的に隔離し、アラート通知先に通知します。 |
| デバイスライフサイクルからITチケット作成 | デバイスのステータスや割り当てが変更された際に、外部チケットシステムでITチケットを自動作成・更新します。 |

セットアップ手順
- 自動化 > [自動化を作成] をクリックします。
-
ダイアログからテンプレートを選択します。
- デバイスライフサイクルからITチケット作成:[テンプレートから作成] をクリックします。
- デバイス変更アラート:[テンプレートから作成] をクリックします。
- デバイスコンプライアンス自動対応:[テンプレートから作成] をクリックします。
-
「ビルダー」画面の「1. デバイスフィールド変更」を設定します。
「トリガー設定」のスコープ「すべてのデバイス」が表示されます。現時点では「すべてのデバイス」が監視対象として固定されています。

-
「2. フィルター」で通知する条件を設定します。複数選択すると、いずれかが変更された場合に通知されます。
- 条件:「変更フィールド」のプルダウンで [いずれか / 等しくない] を選択します。
- 値:監視したいフィールドの値(資産番号、OSバージョン、シリアル番号など)をプルダウンから選択します。
- [+その他の条件を追加]:同じグループ内に新しい条件を追加します。同じグループ内でまだ使用されていない条件タイプのみ表示されます。同じ条件タイプは1つのグループ内に1つしか追加できません。同じ条件タイプを再度使用したい場合は、別のグループを追加してください。
- [+グループを追加(OR)]:新しい条件グループを追加します。グループ間は「または(OR)」で結合されます。

-
「2. フィルター」以降は、選択したテンプレートごとに表示される画面が異なります。詳細はリンク先の手順もご参照ください。
- デバイスライフサイクルからITチケット作成:「3. HTTPリクエスト」> 通知
- デバイス変更アラート:通知
- デバイスコンプライアンス自動対応:「3. デバイス」> 通知
-
設定完了後に「ビルダー」の全てのチェックが緑色に変わりますので、**[公開]または[ドライラン]**をクリックします。

-
「ワークフロー自動化の設定を確認」画面が表示されますので、自動化名を入力して、[公開] をクリックします。
自動化名にはご登録済の名称は登録できません。

-
「ワークフローが公開されました」と表示されますので [OK] をクリックします。

通知
「ビルダー」画面の「通知」で以下の操作をします。-
「通知」> [+別の通知を追加] をクリックします。

-
「メッセージ」画面で通知方法「Slack/Email」を選択します。複数の通知を設定する場合、「複数選択」をONにします。
Slackの手順は通知方法「Slack」の設定手順をご参照ください。

-
「通知」画面で選択したメッセージをクリックすると、右側に「設定」画面が表示されます。

デバイス
「ビルダー」画面の「3. デバイス」で以下の操作をします。
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 操作 | 「デバイス設定」の操作「デバイスを更新 / デバイスの割り当て解除 / デバイスを更新」から選択します。 |
| 対象デバイス | 「トリガーデバイス / 別のデバイス(フィルターで指定)」から選択します。 |
| 更新するフィールド | [+フィールドを追加] から対象の項目を選択します。「キーボード配列 / 調達方法 / 固定資産 / 種別 / ステータス / 利用端末 / カスタム項目検証 / 種別 カスタム / メーカー」から選択します。 |
HTTPリクエスト
「3. HTTPリクエスト」では、外部APIへのコールバックが必要な場合、メソッド(POST等)やエンドポイントURLを設定します。 送信元では以下の形式で送出するよう設定してください。| 項目 | 指定値・要件 |
|---|---|
| エンドポイントURL | エンドポイントURLを設定します。 |
| メソッド | POST / GET / POST / PUT / PATCH / DELETE |
| ヘッダー:Content-Type | application/json |
| ヘッダー:X-Timestamp | Unix タイムスタンプ(ミリ秒、文字列) |
| ヘッダー:X-Webhook-Signature | sha256=HMAC-SHA256(secret, ”.”) |
| リクエストボディ | コンパクトなJSON(空白・インデントなし)。送るキーがそのまま変数になります。 |

トラブルシューティング
| 症状 | 考えられる要因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| 期待した通知が届かない | フィルターが厳しすぎる、またはワークフローが未公開 | フィルターを緩める、または「公開」状態を確認してください。 |
| 通知が多すぎる | フィルターが広すぎて、すべての変更にマッチしている | 特定のフィールド(資産番号等)に絞り込んでください。 |
| Slackが届かない | 連携未接続、またはBotがチャンネルに未参加 | Slackを再接続する、またはBotをチャンネルに招待してください。 |
| メールが届かない | 宛先の誤り、または迷惑メールへの振り分け | アドレスを再確認し、ドメイン許可設定してください。 |

