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AI Helpdesk の Google Chat 連携を設定すると、Google Chat のスペース・スレッド・ダイレクトメッセージから AI ボットに問い合わせを送信できるようになります。 Google Chat 連携は カスタムボット方式(自社で GCP プロジェクトと Google Chat アプリを構成する方式)で接続します。スレッドでの応答にも対応しています。

前提条件

  • AI Helpdesk の 管理者(Admin) ロールが必要です
  • Google Workspace の特権管理者権限 が必要です(ドメイン全体の委任の設定に必要)
  • Google Cloud Console(GCP) にアクセスできるアカウントが必要です(Google Workspace 管理者と同じアカウントでも、別アカウントでも構いません)

接続に必要な情報

接続フォームでは以下 4 つの値を入力します。手順内で順に取得します。
項目説明
GCPプロジェクト番号GCP プロジェクトの プロジェクト番号(Project ID ではなく数値の方)
サービスアカウントJSONサービスアカウントの JSON キー全体
ボット表示名Google Chat 上でのボットの表示名(Step 5 で設定する App name と同じ値)
管理者メールサービスアカウントが代理アクセスする Google Workspace 特権管理者のメールアドレス

Step 1: GCP プロジェクトを作成する

1

Google Cloud Console を開く

https://console.cloud.google.com を開き、画面上部のプロジェクトセレクターから 新しいプロジェクト をクリックします。
2

プロジェクトを作成する

プロジェクト名(例: minabot-chat)を入力し、作成 をクリックします。 作成が完了したら、そのプロジェクトを選択してください。
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Project Number を控える

ダッシュボード > プロジェクト情報 カードから プロジェクト番号 をコピーします(例: 123456789012)。 これが接続フォームの GCPプロジェクト番号 になります。
プロジェクト ID ではなく プロジェクト番号(数値のみ)を取得してください。

Step 2: 必要な API を有効化する

GCP プロジェクトで API とサービス > ライブラリ を開き、以下 2 つの API を有効化します。
  • Google Chat API
  • Admin SDK API

Step 3: サービスアカウントを作成する

1

サービスアカウントを作成する

GCP プロジェクトで IAM と管理 > サービスアカウント を開き、サービスアカウントを作成 をクリックします。
  • 名前: 任意(例: minabot-chat-bot
  • 説明: 任意
続いて 作成して続行 をクリックし、ロールは付与せずに 完了 をクリックします。
2

JSON キーをダウンロードする

作成したサービスアカウントを開き、キー タブで 鍵を追加 > 新しい鍵を作成 をクリックします。キーのタイプは JSON を選択し、作成 をクリックします。 JSON ファイルが自動的にダウンロードされます。
この JSON ファイルは再ダウンロードできません。安全に保管してください。
ダウンロードした JSON の 全体(中括弧含む) が、接続フォームの サービスアカウントJSON に貼り付ける値になります。

Step 4: ドメイン全体の委任(DWD)を設定する

サービスアカウントが Google Workspace のディレクトリ情報を参照できるようにします。
1

サービスアカウント側で DWD を有効化する

GCP の IAM と管理 > サービスアカウント で対象のサービスアカウントを開きます。 詳細 タブの 詳細設定ドメイン全体の委任 を有効化し、保存してください。保存後に表示される クライアント ID(数値)を控えます。
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Google Workspace 管理コンソールでスコープを認可する

https://admin.google.com を開き、セキュリティ > アクセスとデータ管理 > API の制御 に移動します。 ドメイン全体の委任の管理新しく追加 をクリックします。
  • クライアント ID: 前のステップで控えた値
  • OAuth スコープ: 以下 3 つを カンマ区切りで 1 行 に入力します
    • https://www.googleapis.com/auth/chat.spaces.create
    • https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.user.readonly
    • https://www.googleapis.com/auth/chat.bot
    入力するときは、下記をそのままコピーして貼り付けてください(カンマの後にスペースを入れません)。
    https://www.googleapis.com/auth/chat.spaces.create,https://www.googleapis.com/auth/admin.directory.user.readonly,https://www.googleapis.com/auth/chat.bot
    
承認 をクリックします。
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管理者メールを決める

サービスアカウントが代理でアクセスする Google Workspace 特権管理者のメールアドレスを用意します(例: admin@example.com)。 これが接続フォームの 管理者メール になります。

Step 5: Google Chat アプリを構成する

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Google Chat API の Configuration を開く

GCP プロジェクトで API とサービス > Google Chat API > Configuration タブを開きます。
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アプリの基本情報を入力する

  • App name: ボットの表示名(例: Mina
  • Avatar URL: 任意(ボットのアイコン URL)
  • Description: 任意
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機能と接続先を設定する

Functionality で以下を有効にします。
  • Receive 1:1 messages
  • Join spaces and group conversations
Connection settings では App URL を選択し、以下を設定します。
https://assist.i.moneyforward.com/chat/googlechat
4

公開範囲を設定する

Permissions で公開範囲を選択します。
  • Specific people and groups in your domain(テスト時の推奨)
  • Everyone in your domain
最後に Save をクリックします。

Step 6: ボットをスペースに追加する

Google Chat を開き、ボットを利用したいスペースで以下を実行します。
  1. スペース名 > アプリと統合 > アプリを追加 をクリック
  2. 構成したアプリ名で検索し、追加 をクリック
ボットがそのスペースで応答可能な状態になります。

Step 7: AI Helpdesk で接続を完了する

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連携設定を開く

AI Helpdesk の 設定 > 連携 > メッセージング セクションで 接続を追加 をクリックし、Google Chat — カスタムボット を選択します。
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認証情報を入力する

以下の値を入力します。
  • GCPプロジェクト番号: Step 1 で取得した数値
  • サービスアカウントJSON: Step 3 でダウンロードした JSON の全体
  • ボット表示名: Step 5 で設定した Google Chat アプリの App name
  • 管理者メール: Step 4 で決めた Google Workspace 特権管理者のメールアドレス
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接続を完了する

接続 をクリックします。 認証情報が正しければ、メッセージング セクションに接続済みカードが表示されます。

ボットを利用する

接続が完了すると、Google Chat 上でボットに対して問い合わせができるようになります。

ダイレクトメッセージで質問する

ボットとの DM にメッセージを送信すると、AI が応答します。

スペースでメンションして質問する

スペースでボットをメンションすると、スレッドで AI が応答します。 スレッド内で続けて返信することで、同じセッションを継続できます。

Google Chat 接続を解除する

設定 > 連携 タブの メッセージング セクションで、切断するカードのゴミ箱アイコンをクリックしてください。
接続を解除すると、その Google Workspace からの問い合わせは受け付けられなくなります。

トラブルシューティング

「認証情報が無効です」と表示される
  • GCPプロジェクト番号 が数値のみ(Project ID ではない)であることを確認してください
  • サービスアカウントJSON の中括弧 { } を含めて全体を貼り付けているか確認してください
  • 管理者メール が Google Workspace の特権管理者のメールアドレスであることを確認してください
「権限が不足しています」と表示される
  • Step 2 で Google Chat APIAdmin SDK API の両方が有効化されているか確認してください
  • Step 4 の Google Workspace 管理コンソールで、必要な OAuth スコープがすべて認可されているか確認してください
ボットが反応しない
  • Step 5 の Connection settings > App URL に正しい webhook URL が設定されているか確認してください
  • Step 6 でボットがスペースに追加されているか確認してください
  • スペース内で正しくボットをメンションしているか確認してください

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最終更新日 2026年7月10日